ひろべぇ-のブログ

鳥取市の行政書士のブログ!政治・趣味などなど・・・なんでも思いついたことを書いていきます!!

ふるさとは遠きにありて思ふもの ( 解釈 )

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや

室生犀星 小景異情ーその二より

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遠く離れた場所で、故郷のことを想う。。。

故郷の詩を詠むと、悲しい気持ちになる。。。

もしも、私が落ちぶれて、乞食になったとしても

故郷に帰ることができない。

故郷に帰るつもりもない。

 

故郷から遠く離れた都会の夕暮れ時

故郷のことが懐かしく、

自然と涙が流れてしまう。。。

だからといって、故郷に帰るつもりはない。

私は、都会(ここ)で、生きてゆく。

都会(ここ)で、生きていくしかない。

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室生犀星の詩について、独自の解釈をしました。

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